5月1日 第34回京都地域メーデーを開催しました。

 第34回京都地域メーデーは、雨により円山野音の舞台上に席を設けて行いました。「憲法9条京都の会」からの連帯発言に続いて東京の日比谷メーデー、大阪の中之島メーデーからの連帯メッセージが読み上げられ、韓国からは「AWC韓国委員会」からメッセージが寄せられました。特別アピールとして「若狭の原発を考える会」より能登半島地震と原発の問題が提起され、地震大国日本では原発は直ちに廃炉しかないことが明らかにされました。続いて、メーデー実行委員会に参加する各団体からのリレー・トーク(19団体)を行いました。岸田政権の下で、労働者の貧困化が進み、労働運動への弾圧が進み、働き方の規制緩和が進んでいること、米軍と自衛隊の一体化が進み、京都でも祝園弾薬庫の拡大強化、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地、沖縄では辺野古の米軍基地建設と南西諸島での自衛隊ミサイル基地の強化など、戦争する国への動きが一挙に進んでいること、原発依存へと舵を切って福島事故や能登半島地震の教訓を無視して危険な原発が推進されていることなど、様々な課題から今の社会の問題を突き出し、労働者・市民は協力して闘おうと確認しあった集会でした。集会宣言の採択、インターナショナル、団結がんばろう!の後、デモに出発しました。デモは雨を吹き飛ばす勢いでシュプレヒコールと市民へのアピールを交互に訴えました。市民向けアピールの一部を紹介します。

【反原発】
 みなさま、本年元日の能登半島大地震は、地震多発の日本での原発運転の無謀、理不尽を、大きな犠牲の上に、再認識させました。原発過酷事故時の避難計画など、実行不可能で、「絵にかいた餅」であることも実証されました。
今回の地震で、志賀原発や柏崎・刈羽原発でも、深刻な事態が発生しています。震源地近くの珠洲町には、かつて、原発建設計画がありましたが、多くの人々の反対運動で建設が中止されました。もし、建設され稼働していたら、福島原発事故以上の大惨事になっていた可能性があります。
 天災である地震は、忘れたころにやってくるといいますが、人災である原発事故は、安全神話に騙されたときに起こります。経済的利益優先の政府や電力会社が進める「原発推進政策」に騙されてはなりません。
原発依存社会へと暴走する岸田政権を許さず、
原発のない安心安全な社会をめざしましょう!

 私たちのメーデーは、小さな勢力ですが、労働組合と市民運動が結びついて、多彩な運動の“交差点”として京都でも独特の位置を持つ「地域メーデー」です。これからも広く呼び掛けて多くの人々が参加できるメーデーとして継続していきたいと思います。メーデーは労働者の闘いですが、労働者だけの闘いではありません。大きく連帯を広げていきましょう。