ユニオンサポーター募集中!

 今の日本では、中小零細企業で働く人のほとんどは、職場に労働組合がありません。労働組合に加入している労働者の割合は17%台ですが、100人未満規模の会社では1%以下です。

 決して労働組合が必要ないわけではありません。会社(経営者・使用者)の横暴によって解雇されたり、パート・アルバイト・派遣だからといって簡単に雇い止めにされたり、賃金のカットや労働条件を一方的に改悪されたり、ひどい仕事を押し付けられたり、差別やいじめにあい苦しめられている労働者はあとをたちません。

 労働者の権利や安全のための様々な法律や制度があっても、自動的に労働者の権利が守られ、安全で安心して働ける職場が保障されるわけではありません。職場で法律を守らせる努力が無ければ、空洞化していきます。

 労働組合のない職場で、一人で会社にモノを言うのは簡単なことではありません。“非正規”雇用が半数近くになり、その大半が有期契約という現実では、会社にモノを言ったら次の契約が更新されないのではないかという不安が先に立ちます。弱肉強食の競争でゆとりを無くし、経営者の権力だけが肥大化して荒廃する職場ではいじめやパワハラの中でモノが言えない環境になっています。

 このように、雇用と生活不安を抱える労働者にこそ、本当に労働組合が必要なのではないでしょうか?そういう労働者のための労働組合が《きょうとユニオン》です。

「サポーター会員」って何するの?

1)まずは、財政的に支えていただきたいのです。

ユニオンはいつだって財政難!ユニオンの組合員の多くは中小零細企業で働く労働者、アルバイト・パートタイマー・派遣など、低賃金・不安定雇用の労働者です。不当な解雇や、パワハラ・イジメでメンタル不調のために働けない労働者も少なくありません。組合費も大きな金額ではありません。労働組合は組合費で運営するのが基本ですが、やるべき活動に比して組合費収入が圧倒的に不足しているのが実情です。労働組合員にならない・なれない(労働者でない)方でも、地域社会にきょうとユニオンが必要だと思われる方はぜひユニオンを支えて下さい。
会費は年間1口 6000円です。

2)ボランティア・スタッフになりませんか?

労働相談や様々な事務作業・ニュースの作成・裁判の傍聴・ビラ配り・団体交渉などなど、組合活動の様々な場面で慢性的な人手不足です。特に労働相談員は知識も経験も必要で、人数が限られていますが、相談の件数はますます増え続けています。“やってみよう”と思われる方には、経験豊富な相談員が丁寧に指導します。また、相談事例の研修会も行っています。期間限定・曜日や時間限定のインターンなら…、と言う方もぜひお声かけ下さい。詳しい説明を聞いてからじっくり検討してみて下さい。学生の方にも、将来働く時に必ず役に立つ経験になると思います。労働相談員以外の活動にも、関心のある方はお気軽に連絡して下さい。

3)他にも・・・

「ユニオンの活動に参加するほどではないけど…」

という方も、もちろん歓迎です。

サポーター会員には、ユニオンのニュースをお届けします。ニュースには様々な催しや企画の案内が載っています。 “関心のあるテーマだけ”“退職して居場所がない”“ヒマだから”“就活に役立つ?”とか動機はなんでも、一度のぞきに来て下さい


サポーターになってみよう!とお考えの方は、ぜひ、きょうとユニオンにご一報下さい。
メール・電話、なんでも大丈夫です。申込手続きを進めさせていただきます。